2016年7月アーカイブ

7月4日に、大井競馬場に行き、地方競馬の開催業務やそこで働いている装蹄師さんの仕事を見学させていただきました。

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 大井競馬場は、別名Tokyo City競馬と言われるように東京都心の品川区にあり、とてもおしゃれな感じがする競馬場です。研修の前半は、競馬の開催に関連する装鞍所、馬場、スタンドや誘導馬厩舎などを見学させていただきました。昨年の11月にオープンした新スタンドG-FRONTでは、出走馬がゴールする迫力ある瞬間を目の前で見られるように設計されており、競馬ファンが楽しめるような充実した環境を目指しているそうです。また、誘導馬厩舎では、馬車を曳くクライズデールというとてもおおきな重種やきれいな葦毛の馬などが繋養されていました。特に、クライズデールの馬体の大きさは、普段、軽種馬を見ている私達にはとても驚きでした。

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見学の後半は、大井競馬場で働いている装蹄師さんの仕事の流れを見せていただきました。装蹄工場は多くの開業装蹄師さんが共同で使用しており、それぞれ使用する蹄鉄や装蹄道具などを置いていました。また、レースのことや装蹄処置の方法などについても、お互いに楽しそうに話していました。実際の装蹄は、担当している馬が繋養されている厩舎に装蹄工具や蹄鉄を持って移動して、そこで作業を行っていました。美浦TC見学研修でも開業装蹄師さんの仕事を見せていただきましたが、その違いも感じながら勉強することができました。厩舎の中での装蹄.jpg

今回の研修の最後は、競走馬の装蹄師として現役最高齢である須崎先生の鍛冶技術を見学することができました。造鉄では、2回の加熱で1個の蹄鉄を作る技術を見せていただきました。現在、私達が教育センターで行っている鉄桿造鉄では、加熱しては叩き、加熱しては叩き、という作業を何度も繰り返していますが、なかなかバランスのいい蹄鉄を作ることができません。須崎先生は、たった2回の加熱できれいな蹄鉄を完成させる技を見て、ベテランの洗練された無駄のない技術を知ると同時に自分たちが目指ものを改めて感じました。また、須崎先生は、さまざまな装蹄工具や刃物造りもされており、今回は鎌型蹄刀の制作手順を見せていただきました。刃物を作る際は、材料の色で加熱した温度を見極めなければなりませんが、私達には、その色の違いを理解することできませんでした。将来は、私達も須崎先生のように、高い技術を持った装蹄師を目指したいと思いました。

須崎先生 .jpg

講習期間は残り7ヶ月と時間が経つのが早いですが、できる限りのことを精一杯やり個々の目標に向かって頑張ります。

日頃私たちが講義や実技を受けている教育センターには、どんな先生がいるのでしょうか? という事で、今回は、教育センターで私たちを指導して頂いてる先生方を紹介させて頂きます。

岩村センター所長

第47回の全国装蹄競技大会で優勝されている指導級認定装蹄師です。講義では装蹄判断を担当してもらっていて、ユーモアを交えた話は、とてもおもしろい講義です。また、実習でも技術指導をしていただいています。特に、私たちが壊した造鉄工具を一つ一つ修理していただいています。

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森先生

装蹄教育センターで唯一の獣医師の先生です。講義では、解剖学と生理学を担当して頂いております。馬の骨格や筋肉、蹄などの仕組みや機能などを細かく教えて頂いております。寮生活や日常の問題などについても親身になって支えて頂いております。

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竹田先生(写真は昨年の全国大会)

第54回の全国装蹄競技大会優勝&第9回アジア装蹄競技大会優勝の指導級認定装蹄師です。講義では、基本装蹄法を担当していただいてます。また、実習は、竹田先生がメインとなって教えていただいてます。講義・実習ともに、優しく、また時には厳しく指導していただいております。装蹄についての疑問や悩みなどの相談に乗ってくれるので、いつも楽しい授業です。

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富山先生

装蹄教育センターを修了した認定装蹄師で、私たちの先輩にあたる先生です。講義では、馬の運動を教えて頂いております。運動中の馬の動きを理論的に説明してくれるので、装蹄に加えて乗馬にも活かすことができます。装蹄の実習も担当してくださり、かっこいい富山先生は私たちの憧れの存在です。

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八木沢先生

富山先生と同じで、装蹄教育センターを修了した装蹄師で、私たちの先輩にあたります。講義は、鍛治基礎と馬に関する一般教養を教えて頂いております。また、講義の関連で、鍛冶や装蹄の実習も担当して頂いています。身体が大きく一見怖そうですが、23歳と私たちと近い年齢のため、様々な相談にものってもらっています。八木沢.JPG













山内先生

総務として、私たちの日常生活や外部実習の際に、様々な面からサポートして頂いています。また、実習の際の写真や動画などの撮影もして頂いております。ここ教育センターの所在地である旧JRA競走馬総合研究所、されにそれ以前の旧・宇都宮育成牧場時代に少年団の一員として乗馬をはじめ、その後、現在に至るまで、かなり長い乗馬のキャリア(年齢がわかりませんので30年位でしょうか?)をもたれているので、乗馬実習では、色々とアドバイスをして頂いております。

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日本で唯一の装蹄師の学校とも言える装蹄教育センターでは、強面の先生がビシビシ指導しているというイメージを持たれていると思います。しかし、実際は、初心者の私たちに、わかりやすく丁寧に、優しく時には厳しく指導してくれます。実際の馬や高温になる材料も使うため、危険が伴う場面もあるので、気を引き締めて集中して取り組んでいます。

センターに入講して約3か月がたちました。修了する来年の3月まで、まだまだ長い期間がありますが、ご指導よろしくお願いします。