宇都宮でお世話になる馬達

私達が講習を受けている装蹄教育センターでは、JRA競走馬総合研究所所属の馬をお借りして装蹄実習や飼養管理実習(乗馬実習)を行っています。そこで、今回は、私達の教育に全身全霊で協力していただいている馬達を紹介したいと思います。

・セーラケントオー

アラブ系の競馬が施行されていた最後の年に生まれた馬だそうです。そのため、競走馬としてデビューせずに最初から乗馬として使用されており、教育センター開設当初から在厩している最古参の馬です。おとなしい馬ですが、すこし我慢することが苦手で、特に、最近は腰が弱ってきているため、後肢の保定がポイントとなります。また、高蹄でやや狭窄しているので、私達講習生にとっては釘傷しやすいため、先生たちの間では「日本で最も多くの釘傷を経験した馬」とも呼ばれています。

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・ニシノビート

ほかの馬より神経質で、些細なことにもビックリしてしまいます。朝の飼養管理実習では、馬房から出して洗い場に行くまでにも、ビックリさせてしまうことがあるので気を付けています。その他はとても素直で、装蹄や乗馬も大人しくしています。時折、装蹄に時間がかかりすぎると飽きてしまうので、もう少し手際良く作業できる様に頑張りたいと思います。

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・ミヤコノアドミラル

おっちょこちょいで、さびしがり屋、ほっておけない可愛さがある馬です。教育センター職員の山内先生が、乗馬でよく乗っている馬でもあります。厩舎内で後肢の蹄鉄がずれ易いので側鉄唇を設けてあります。馬名のアドミラルは英語で"提督"の意味だそうですが、普段はミヤコと呼ばれています。

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・ライアンダイヤ

メジロライアンの産駒で、業界でいうところの「馬っ気の強い」性格の馬です。そのため、近くに別の馬がいると向かっていくので、気をつけて扱っています。毎朝、後肢が立腫れしているので、裏掘りする時ちょっと辛そうにあげるのがかわいそうです。馬体が大きいので、装蹄で保定する時は少し重いので大変です。

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・トウカイハッスル

時々、神経質な一面を見せますが、とても愛らしくかわいい馬です。競走馬からの転用ですが、とても利口で引手がなくてもひき馬が出来る馬です。(実際に講習生がノーリードで引くことはありませんが。。。。笑)

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・シークレットパスト

ニュージーランド生まれで、昔は競馬学校の騎手候補生の乗馬として活躍していた馬です。現在の在厩馬の中で一番おとなしいので、オープンキャンパスや全国大会などイベントの際に活躍しています。

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現在、この6頭の馬達の協力を得ながら装蹄実習や乗馬実習などを行っています。これからも、人馬ともに怪我をせず、彼らの協力を無駄にすることなく残り少ない講習期間を過ごしていきたいと思います。

この記事について

このページは、公益社団法人日本装削蹄協会が2016年11月16日 10:23に書いた記事です。

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